すすぎを終えリンスをします。
リンス、トリートメント、コンディショナー、等、様々な商品が
使われていますが、違いはお分かりですか?
髪の表面を整えるのが、リンス。
内部を補修するのはトリートメント。
中間的な物がコンディショナー。
目的別ではこうなりますが、トリートメントには表面を整える
成分も配合している商品も多いので、ご自分の毛質がリンスや
コンディショナーでは落ち着かない方はシャンプー後にリンスとして
トリートメント剤を常用するのも良いでしょう。
自分の毛質とダメージ度に合わせてリンス剤を選び、塗布して毛先まで
伸ばした後、ロングヘアの方はむしろ毛先に重点的に塗布します。
全体に行き渡ったらすすぎますが、このすすぎ加減は大切です。
サラサラに仕上たい方は充分にすすぎ、
少しシットリさせたい方は、すすぎ過ぎないように注意して下さい。
トリートメント剤やコンディショナーは、商品により仕上がりに差がありますから
その点も考慮して選びましょう。
シャンプー後に塗布して、すすぐ必要のないアウトバストリートメントも
使われる事が多くなりました。
こちらは乾かす時のドライヤーの熱、或いは紫外線防止の機能を持たせている
物もあります。
リンスがすんで、髪の水分を絞ったら、タオルドライです。
一番重要な事はタオルで髪を揉み込まない事です。
ウールと同じで濡れている髪は、とても弱くなっており
強く揉むと表面のキューティクルが傷み易くなります。
吸水性の良いタオルを使って吸い取らせるようにします。
タオルはお洒落なシャンプー専用の商品もありますが、
少し使い古したタオルは吸水性が良いので便利です。
ロングヘアの方は数枚使って丁寧に水分を取りましょう。
拭き取ったら、指で髪を触って仕上がりを確かめてみましょう。
キシんだり。反対に油分が残ってヌルヌルする時は
すすぎ過ぎか、足りないか、あるいはリンス剤の選び方
使用量が適当ではない可能性があります。
これらの条件をもう一度思い出しながら、やっている内に
丁度良い結果を得られるようになって頂きたいと思います。
では次回はチェンジリンスの仕方と乾かし方です。